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大陸別の回り方 — どこに何日割くか

世界一周の計画で最後に詰まるのは、限られた日数をどの大陸にどう配分するかです。 大陸ごとに物価も移動手段も季節も違うため、同じ1週間の価値がまったく違います。 判断に必要な材料を並べます。

最終更新:2026年8月8日

6つの軸で比べる

大陸を比べるとき、見るべき軸は6つです。 「行きたいかどうか」は最後に足せばよく、先に条件を並べる方が計画は収束します。

大陸物価主な移動1日の消耗
アジア 安い バス・鉄道。陸路でつながる 低い。長く滞在しやすい
ヨーロッパ 高い 鉄道・LCC。移動が速い 低いが、費用が消耗を生む
アフリカ 幅が大きい バス。時間が読めない 高い
南米 長距離バス。距離が桁違い 高い。標高差もある
北米 高い 飛行機。陸路は現実的でない 低い
大陸ビザ・入国の壁季節の制約
アジア 大半が不要。ただしインドは事前必須 雨季と酷暑
ヨーロッパ シェンゲン圏の90/180日ルール。長期旅行者に効く 夏は高値と混雑
アフリカ 国ごとにばらばら。黄熱の証明書が要る場合がある 雨季で道が使えなくなる地域がある
南米 大半が不要 南半球なので日本と逆
北米 事前の電子渡航認証が必要 内陸の冬は厳しい
「安い=長くいるべき」ではありません

物価が安い大陸に長くいれば総額は下がります。 ただし消耗の大きい大陸に長くいると、旅そのものが続かなくなります。 アフリカと南米は移動の負荷が高いため、 安いからという理由だけで日数を増やすと、後半で体力が尽きます。 費用の計算は世界一周の費用を参照してください。

大陸別ページ

日数配分の考え方

日数は「行きたい順」ではなく、制約の強い大陸から埋めると決まります。

  1. 季節の固定点を先に置く — 南米の夏、ヨーロッパの春秋など、動かせないものから
  2. 制度の上限を確認する — シェンゲン圏に何日いられるかは、希望ではなく規則で決まります
  3. 移動に時間がかかる大陸に余裕を持たせる — アフリカと南米は、予定どおりに進みません
  4. 高物価の大陸で調整する — 予算が足りなければ、ヨーロッパと北米の日数を削る
  5. 安い大陸を最後の緩衝材にする — アジアは日数を増やしても総額があまり動きません

期間別の具体的な並べ方はモデルコースに、 方向と順番の決め方はルートの決め方にまとめています。

つながり方で決まること

見落とされがちですが、大陸は「陸路でつながっているか」で性格が変わります

つながり大陸意味
陸路で連続 アジア〜ヨーロッパ〜アフリカ 飛行機を使わずに移動できる区間がある。区間数の節約になる
海で分断 南米・北米・オセアニア 大陸間は必ず飛行機。区間数を消費する
大陸内が分断 北米〜南米 陸路で通しにくい区間があり、実質的に空路でつなぐ

世界一周運賃には区間数の上限があります。 海で分断された大陸を多く入れるほど、この上限が効いてきます。 逆に陸続きの区間を陸路にすれば、その分を大陸間移動に回せます (移動手段世界一周航空券)。